「デザインとアートの狭間から ~東京藝大デザイン科出身の作家たち~」/佐藤美術館
「デザインとアートの狭間から ~東京藝大デザイン科出身の作家たち~」/佐藤美術館
・会期:2025年7月8日(火)~7月21日(月・祝)
・開館時間:午前10時~午後5時 *入場は閉館15分前まで
・休館日:月曜日(7月14日)
・入場料:無料
・会場:佐藤美術館
主催:デザインとアートの狭間から実行委員会
協力:佐藤美術館
この度、東京藝術大学デザイン科出身のアーティストたちによる展覧会を開催する運びとなりました。藝大デザイン科では、芸術的観点を強みとした幅広い教育によってデザインの分野だけに留まらず、デザイン的な思考力とアート的な直感力を備え、自由な発想で独自の表現スタイルを築き、数多くのアーティストを輩出してきました。
故大藪雅孝は「芸術の土台と骨格はデザインに在る」と理念を掲げ、日本美術を振り返れば全てがデザインであったと捉え、画家人生にも取り入れていました。また、かつて横山大観が東京美術学校の図案科で教鞭を取られていたように、日本画家中島千波がデザイン科教員として迎えられたことも必然であり、科の教育に新風をもたらしました。岡倉天心が不二元論を唱えるごとく、デザインとアートは二項同一であり、むしろその間から派生する創造性が新たな価値を生み出します。現代、ますますデザインの多様化が進む中で、アートの力が大きな役割を持つことになると考えています。
本展では、このような環境下でアーティストの道を選んだ者たちが集結します。グループ展「阿◯吽」、「ShinPA」、「描画図鑑」と個々に活動を続けるアーティストたちを交え、一つの文脈として示すことができればと考えます。この展覧会が自身の振り返りと次なる活躍へ邁進する機会になるとともに、後進に繋がるメッセージになればと期待いたします。
さまざまな年代と個性がぶつかり合う混沌の中で、表現の豊かさと魅力をお楽しみいただければ幸いです。
東京藝術大学教授 押元一敏
〈出品作家〉
大藪雅孝/中島千波/榎俊幸/岡田博明/八木美穂子/乗富茂美/山本雅子/関俊一/武田史子/堀川理万子/片桐聖子/弘田優子/大西敦子/高岡香苗/中沢しのぶ/田宮話子/今泉尚樹/押元一敏/小林英且/酒井一/田﨑冬樹/池田学/カネコミホ/髙橋浩規/阿部穣/兼子真一/瀧下和之/堤岳彦/濱岡朝子/深海武範/冨田典子/山本陽光/渡邊史/岡部忍/金丸悠児/野地美樹子/八木明知/永井夏夕/林由未/泉東臣/井上越道/川本淑子/名古屋剛志/安岡亜蘭/布山恵子/門田奈々/井上恵子/金木正子/森田洋美/青山健一/荒木知子/加藤ゆわ/小松冴果/小宮絵莉/小柳景義/丸山素直/佐竹佳奈/金丸遥/志水堅二/玉井祥子/山田だり/唐澤絵里/平良志季/アンドウトシキ/林祥平/山田勇魚/内田亘/大久保恵/倉田明佳/高橋祐次/江上秋花/村上生太郎/リセイ/河辺依莉乃/ CAIQIN/寺岡香織/いわさきありえ/大島利佳/馮聖心たち/平田望/MOKOE/たかすぎるな。/後藤まどか/RISA/有理yuri/Liisa以上86名(順不同・敬称略)イベント
・第1回 7月13日(日)14:00〜16:00
中島千波と出品作家によるトークイベント「中島千波ってどんな先生?」
・第2回 7月19日(土)14:00〜16:00
出品作家によるトークイベント「大藪雅孝ってどんな先生?」
・第3回 7月21日(月・祝)14:00〜16:00
ドキュメンタリー映像上映会
テーマソング「地図」演奏披露(作詞・作曲 たかすぎるな。)
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